OCEAN JOURNAL 経営実装ノート / 09
Web品質・SEO
見た目の完成で終わらせない。Web制作の内部品質を点検する。
HTML、見出し、検索向け情報、操作性、画像、配信。180項目以上の監査観点を持ち、画面の裏側まで確認する自社サイト制作の記録です。

- 01構造を把握
- 02問題を分類
- 03必要な修正
- 04公開物で検証
01
チェックリストの数は、品質の保証ではない。
オーシャンのサイト制作では、180項目以上の観点で内部品質を点検する方針を整理しました。目的は項目を埋めることではなく、利用者や検索エンジン、保守する人が困る箇所を見つけ、直すことです。
すべてに合格したと宣言するための数字ではありません。未検証の項目と、確認したうえで残っている課題を分けます。ブランドの表現と技術的な要件がぶつかる箇所では、どこに制約があるかを記録して判断します。
02
見える画面と、読み取られる構造を照合する。
見出しに見える文字が、HTML上でも文書の見出しになっているか。ページの主題を伝えるH1、章を示すH2、その下の説明という階層を確認します。画像に含まれる文字だけに情報を頼ると、読み上げや文字の拡大には制約が生じます。
検索向けのtitleや説明文も、本文と意味が合っているかを見ます。別ページなのに同じ説明が残っていないか、正規URLが別の場所を指していないか。存在確認だけでなく、項目同士の整合性を確かめます。
03
使い方と画面幅を変えて確認する。
マウスだけでなくキーボードでメニューを開き、閉じ、リンクへ進めるか。入力欄に説明があり、フォーカスの位置が見えるか。小さな画面で文字やボタンが重ならないか。見た目のスクリーンショットだけでは分からない部分を実操作で確認します。
画像には大きさの情報を持たせ、表示の際に周囲が不意に動かないようにします。ファイルの重さ、フォント、不要な読み込みも点検します。ただし、容量を減らしたことと、実際に速くなったことは同じではないため、計測結果は分けて扱います。
04
公開用ビルドと本番で、もう一度確かめる。
制作中のファイルが正しくても、公開時に画像が含まれなかったり、リンクが変わったりすることがあります。公開用の生成物を確認し、本番URLから画像やページを取得し、画面と操作を検証するところまでを一つの工程にします。
Googleは、検索で見つけてもらうための基本事項として、役立つ内容とクロール可能なリンクなどを案内しています。内部品質を整えることは、その土台を支える仕事です。順位やAIによる引用を保証する裏技ではありません。
参考資料
TALK WITH OCEAN
課題の整理から、実装まで。
まだ仕様や依頼内容がまとまっていなくても、まずは経営や現場で気になっていることからお聞かせください。
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公開:。実践記録の日付は題材となった取り組みの時点です。
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