OCEAN JOURNAL 社内備忘録 / 16
Skills・品質の再現
実装で使っているSkills。AIに「毎回言わなくていいこと」を渡す。
Web品質監査、公開前後の確認、レイアウト検査、デザイン基準。実際に使っているSkillsを、導入数ではなく役割と使う場面で紹介します。

- 01失敗を記録する
- 02手順に落とす
- 03対象に適用する
- 04結果を検証する
01
Skillsは、成功を保証する魔法ではない
ここでいうSkillsは、AIが特定の作業を進めるときに参照する手順や基準です。作業のたびに同じ注意を長く伝える代わりに、使う条件、実施すること、検証方法を整理しておきます。オーシャンでは、制作中に繰り返した指摘を次の作業へ持ち越さないために使っています。
ただし、ファイルを用意しただけでは品質は上がりません。実際に適用したか、検証したか、変更に合う範囲だったかを確かめる必要があります。以下は一般的な順位付けではなく、私たちのWeb制作で役割が明確だったSkillsです。

02
設計時から読む、web-quality-auditとdesign-md
web-quality-auditは、HTML、SEO、アクセシビリティ、配信などを横断して扱う共有手順です。記事追加では、本文だけでなくメニュー、フッター、計測、サイトマップ、公開後確認までを一式にします。技術的な確認を最後にまとめて付け足さないことが、主な役割です。
design-mdは、色、書体、余白、部品の基準を参照するために使っています。AIに毎回「シックに」と言うだけでは解釈が揺れるため、具体的な値と使い方を残します。品質監査とデザイン基準を分けておくと、見た目を守りながら技術面を修正しやすくなります。
03
公開と表示を確かめる、web-deploy-qaとlayout-scan
web-deploy-qaは、公開前の確認と公開後の確認を分ける手順です。ソースを編集したことを、公開されたことと混同しないために使います。HTTP応答、PCとスマートフォンの表示、周辺への影響、証跡までを作業に含めます。
layout-scanは、文字の重なりやはみ出しを機械的に調べるための手順です。カードや表を追加したとき、見た目の印象だけで判断しないようにします。ただし機械検査の結果だけで、読みやすさや表現の良さまで保証できるわけではなく、目視確認と併用します。
04
おすすめの始め方は、一つの再発防止から
最初から多くのSkillsを導入するより、実際に起きた一つの失敗を選ぶ方が整理しやすいと考えています。いつ使うか、何を確認するか、どの結果なら完了か。その三つを書き、次の同じ作業で役立つかを確認します。
私たちも、ページ追加時のSEOやGA4、スマートフォンでの表示確認などを共有手順へまとめてきました。使われない長い指示は増やさず、案件固有の事情を共通ルールへ混ぜすぎない。Skills自体も、運用しながら手入れする制作物です。
TALK WITH OCEAN
課題の整理から、実装まで。
まだ仕様や依頼内容がまとまっていなくても、まずは経営や現場で気になっていることからお聞かせください。
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