OCEAN JOURNAL 社内備忘録 / 21

Ocean-AI / AI活用

Ocean-AI:話しかけることを、仕事の入口にする。

予定の確認、資料の準備、作業の依頼。音声から複数の道具へつなぐOcean-AIの設計を、入口・実行・確認の流れで整理します。

実践記録:記録・編集:株式会社オーシャン

欲しいのは、もう一つのチャット画面ではない。

経営の仕事では、考えることよりも、その考えを道具へ渡す操作に時間を使ってしまう場面があります。予定を開く、関連するメモを探す、別のAIへ事情を説明する。頭の中では一つの仕事なのに、画面の上では細切れになる。その分断を小さくしたくて、Ocean-AIをつくっています。

目指すのは、音声を仕事の共通の入口にすることです。「次の打ち合わせに向けて、前回の決定を整理して」と話したとき、単なる返答で終わらず、必要な記録と作業先につながる。操作の方法を覚える負担を減らし、何をしたいかを伝えるところから始めます。

FIGURE 01音声を、仕事につなぐ4段階
  1. 話すやりたいことを自然な言葉で伝える
  2. 整理する対象・目的・成果物をそろえる
  3. 実行へ渡す必要な道具と記録につなぐ
  4. 確かめる結果と未完を画面で確認する

話し言葉を、実行できる依頼へほどく。

話し言葉には省略があります。「いつもの資料」「前の続き」だけでは、対象が決まりません。そこで、対象の仕事、必要な成果物、使う資料、確認が必要な点へと分けます。共有している記録で分かることは引き継ぎ、結果を左右する曖昧さだけを確認する考え方です。

たとえば「明日の説明を準備して」という指示なら、まず予定と目的を確認し、その会議で何を決めたいのかを整理する。いきなり長い資料をつくるよりも、会話の意図を保ったまま作業に渡すことを重視しています。下の例は、仕組みを説明するために再構成した依頼例です。

FIGURE 02ひと言の依頼を、実行条件へ変換する
  • 依頼例明日の説明を準備して
  • 対象どの会議・誰に向けた説明か
  • 成果物論点メモか、資料か、比較表か
  • 確認点不足資料・期限・共有先

公開用に再構成した例。実際の会議やクライアント情報ではありません。

入口は一つでも、裏側の役割は分ける。

現在の実装記録には、ホーム・仕事・返信・会話の画面、朝夕の情報を読む受信箱、共有記録を参照する仕組みがあります。スマートフォンでも、その日の確認と仕事の続きに戻れるように整えています。音声だけですべての例外操作まで完了する、という意味での完全自動化を宣言しているわけではありません。

接続先や権限、通信状況によって、画面で確認すべき場面も残ります。だからこそ、何が進んだか、どこで待っているかを表示する必要がある。音声と画面を競わせるのではなく、話して始めて、必要なところだけ見て判断できる構成を目指しています。

FIGURE 03人が決めることと、AIが進めること
  • 人が持つ判断目的/優先順位/相手への配慮/最終判断
  • AIへ渡す作業調査/整理/制作/実装/確認結果の記録

経営者が持つべき仕事を、残す。

AIへ渡したいのは、検索や転記、整理、実装の手数です。一方で、誰に何を届けるか、どこまで任せるか、どの案を選ぶかは人が持つ。声で操作できる便利さを、判断を省略する理由にしないことが大切です。

Ocean-AIの価値は、返事の自然さだけでは測れません。依頼の意図が成果物まで届いたか。次の行動を迷わず選べるか。その基準で、日々の仕事とつなぎながら改善を続けています。

TALK WITH OCEAN

課題の整理から、実装まで。

まだ仕様や依頼内容がまとまっていなくても、まずは経営や現場で気になっていることからお聞かせください。

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オーシャンの社内備忘録を、人とAIで整理・編集しています。クライアントを特定できる情報は掲載していません。説明用に再構成した図や画面は、その旨を記載しています。

公開:。記録の日付は題材となった実践・検討の時点です。

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