OCEAN JOURNAL 社内備忘録 / 13
Obsidian・知識の蓄積
Obsidianで、作業ログを「次の判断に使える知識」へ変える。
記録を増やすだけでは、同じ迷いを減らせない。素材・判断・成果物を分け、次の仕事で参照できる形にする、オーシャンの社内運用です。

- 01原本を残す
- 02判断を整理する
- 03根拠をつなぐ
- 04次の仕事で使う
01
会話を全部残しても、決定が見つからない
AIとの作業では、短時間に多くの案や修正が生まれます。会話を保存しておくことには価値がありますが、長い履歴から毎回「結局どれに決まったか」を探す状態では、次の仕事が始まりません。オーシャンでは、原本を残すことと、使える知識へ整理することを分けています。
サイト制作でも、採用したデザイン、変更した理由、検証した範囲、まだ確認していない点は別の情報です。成功した画面だけ残すと、なぜその形になったかが失われます。備忘録には、結論とともに判断の条件を残すようにしています。

02
素材・知識・成果物の置き場所を分ける
運用上は、受け取った資料や元の記録、そこから整理した知識、完成した成果物を区別します。元の資料を要約で上書きせず、整理したノートから出典へ戻れるようにする。これにより、後から解釈が変わっても原本を確認できます。
Obsidianでは、ノートをMarkdown形式のファイルとして扱えます。私たちはそれを、特定の会話画面だけに閉じない記録の土台として利用しています。大切なのはフォルダを細かく増やすことより、何を原本とし、何を編集した知識とするかが分かることです。
03
残すのは、判断・根拠・未完の三つ
一つのノートに最低限残したいのは、何を決めたか、何を確認してそう判断したか、次に何が残っているかです。たとえば公開作業なら、ページをアップしたことと、公開URLで動作を確認したことを別に記録します。見た目の確認だけで、計測まで成功したことにはしません。
関連するノートや成果物へのリンクも付けます。検索で見つかった短いメモから、その時点の実物と検証結果にたどれる状態をつくるためです。古い記録は履歴として残しつつ、現在の判断がどこにあるかを明確にします。
04
社内メモ:蓄積の目的は、次の往復を減らすこと
記録が多いこと自体を成果にしない。次回の作業で同じ質問をし直さずに済むか、以前の失敗を避けられるか、引き継いだ相手が続きを始められるか。オーシャンでは、この使われ方を知識整理の基準にしています。
外部公開するこの備忘録も、同じ考え方です。社内で得た判断を、そのまま機密ごと出すのではなく、他の仕事にも使える粒度に編集する。試行錯誤を再利用できる形で残すことが、AIを使う仕事の積み上げになります。
参考資料
公式資料は記事の公開時点で確認しています。
TALK WITH OCEAN
課題の整理から、実装まで。
まだ仕様や依頼内容がまとまっていなくても、まずは経営や現場で気になっていることからお聞かせください。
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