OCEAN JOURNAL 社内備忘録 / 14
Obsidian・引き継ぎ
AIが変わっても、仕事を最初から説明し直さないためのObsidian運用。
AIの会話記憶に業務を預けきらない。現在の状態、変更履歴、成果物への参照を分け、別の作業環境からも続きを始められるようにしています。

- 01現在地を記す
- 02変更理由を残す
- 03実物にリンクする
- 04参照して再開する
01
引き継ぎで必要なのは、会話の全文ではない
別のAIや別の作業画面に移ったとき、背景を最初から説明するのは負担になります。一方、過去の会話をすべて渡すだけでは、取り消した案まで現在の指示として扱われるおそれがあります。引き継ぐべきなのは、現在の目的と、確定した判断と、実物の場所です。
オーシャンでは、案件の現況をまとめる記録と、変更の経緯を残す記録を分けています。Obsidianには再利用する知識と、その正本への参照を置きます。同じ内容の最新版を何か所にも複製して管理しないことが、最初の整理です。

02
現在の状態と、過去の経緯を混ぜない
現況の記録には、公開済みか、検証中か、次の作業は何かを短く残します。経緯の記録には、何を変えたか、なぜ変えたかを残します。昨日の未完事項が今日解消した場合は、履歴を消すのではなく、新しい状態へ更新したことが分かるようにします。
この分け方は、人が読むときにも役立ちます。急いで続きを始めるときは現在地を読み、判断の理由を確認したいときは経緯をたどる。全部を一つの巨大なメモに詰め込むより、必要な情報へ戻りやすくなります。
03
保存されたことと、相手が読んだことは別
共有場所にファイルを置けば、別のAIから参照できる土台はできます。ただし、それだけで相手が内容を読んだとは限りません。私たちの運用では、保存した、参照を案内した、内容を確認した、という状態を分けて扱います。
同様に、ファイルの同期と同時編集の調整も別の課題です。共通の記録があっても、同じ成果物を二つの作業が同時に更新すれば競合します。編集する対象と、その時点の担当を明確にすることを、引き継ぎの条件にしています。
04
次の担当が、最初の一手を選べるメモにする
引き継ぎメモには、目的、決定、変更先、検証結果、残作業を残す。内部の接続情報や資格情報をメモに混ぜない。成果物を開けば確かめられることは、長く複製するより参照を付ける。この小さなルールを守る方が、文章量を増やすより効果的です。
社内の備忘録として残したいのは、AIの記憶を増やすことより、仕事の状態を人にもAIにも読める形にすることです。利用する道具が変わっても判断を引き継げるように、記録を仕事の一部として扱っています。
TALK WITH OCEAN
課題の整理から、実装まで。
まだ仕様や依頼内容がまとまっていなくても、まずは経営や現場で気になっていることからお聞かせください。
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