OCEAN JOURNAL 経営実装ノート / 07

ブランド・クリエイティブ

AIでつくる前に、ブランドの判断基準をそろえる。

ロゴ、名刺、Web、会社概要。別々に生成しても同じ会社に見えるように、オーシャンでは共通のデザインとクリエイティブの基準を整えました。

実践記録:記録・編集:株式会社オーシャン
色・素材・媒体を共通の基準でそろえるイメージ
色・素材・媒体を共通の基準でそろえるイメージ。記事の内容を視覚化した概念図です。
この記事の考え方
  1. 01伝える思想
  2. 02表現の基準
  3. 03媒体へ展開
  4. 04並べて確認

生成する速さより、選べることが重要だった。

AIを使うと、短い時間に複数の案を比較できます。一方で、何を良いとするかが曖昧なままでは、毎回違う方向の案を選んでしまいます。ロゴは力強いのに、会社概要は軽く、Webは別の会社のように見える。そうした分断を避ける必要がありました。

自社の制作で先に整理したのは、どんな会社として理解されたいかという考え方です。経営の話ができる落ち着きと、具体的に形にできる創造性。その両方が伝わるかを、選択の基準にしました。

色と書体だけでなく、余白と使い方まで決める。

ブランドガイドでは、ロゴの扱い、色、書体、余白、写真や図の方向性をそろえました。Web向けには、文字と背景の組み合わせ、ボタンの形、画面の幅に応じた配置など、実装で使えるルールへ落とし込みます。

同じ紺色を使うだけでは統一されません。見出しが強すぎないか、本文が読みやすいか、余白の取り方に共通性があるか。こうした判断を言葉と数値で残しておくと、人とAIが同じ方向で制作を続けやすくなります。

媒体ごとに変える部分も、意図を持つ。

名刺とWebでは、見る時間も情報量も違います。すべてを同じ配置にするのではなく、共通の思想を保ちながら、媒体の役割に合わせて組み替えます。会社概要なら事業の理解、名刺なら会話の記憶、Webなら関心から相談への流れを重視します。

オーシャンでは、ロゴだけで制作を終えず、名刺や会社概要、サイトへ展開して確認しました。別の媒体と並べたときに同じ会社としてつながるか。単体の見栄えだけでなく、一式としての一貫性を見ることが大切でした。

AIに任せることと、自分たちで決めること。

画像やレイアウトの案を出す工程はAIで広げられます。しかし、何を伝えるか、どの案を残すか、どこに違和感があるかは、自社の判断が必要です。修正の理由を残せば、次の案にも判断の蓄積を反映できます。

この制作で残った資産は、完成した画像だけではありません。判断基準と、それをWebや資料に適用する手順です。生成を繰り返すほど表現が散るのではなく、会社らしさが積み上がる状態を目指しています。

TALK WITH OCEAN

課題の整理から、実装まで。

まだ仕様や依頼内容がまとまっていなくても、まずは経営や現場で気になっていることからお聞かせください。

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