OCEAN JOURNAL 経営実装ノート / 05

FDE・業務への定着

FDE型支援で大切なのは、納品後に使われるところまで。

経営と現場を理解し、必要な仕組みを実装する。その先にある、日々の業務で使われ続ける状態までを支援範囲として考えます。

実践記録:記録・編集:株式会社オーシャン
経営の考えと現場の運用をつなぐ橋のイメージ
経営の考えと現場の運用をつなぐ橋のイメージ。記事の内容を視覚化した概念図です。
この記事の考え方
  1. 01経営を理解
  2. 02現場を確認
  3. 03小さく実装
  4. 04運用を改善

実装したことと、仕事が変わったことは別。

画面が動き、説明会も終わった。それでも日々の業務では以前の資料が使われ続けることがあります。機能は完成していても、確認するタイミングや担当者の役割に組み込まれていなければ、仕事の道具にはなりません。

FDEはForward Deployed Engineerの略で、顧客の現場に深く関わりながら技術で課題解決を進める役割を指します。オーシャンでは、経営者と話せることと、自ら実装できることをつなぎ、運用の定着まで支える姿勢を重視しています。

会議室で聞いた課題を、実際の流れで確かめる。

経営者が見ている課題と、現場で起きている手間は、同じ問題の違う側面かもしれません。誰が情報を入れ、誰が確認し、どこで待ち時間が生じるか。現在の仕事の順番を追うと、機能の追加だけでは解決しない箇所が見えてきます。

このとき、すべてを新しい仕組みに置き換える前提にはしません。既存の道具を活かせる部分、運用の変更で済む部分、技術が必要な部分を分けます。小さく試せる範囲を決めれば、現場への負担と判断に必要な情報を両立できます。

定着のために、例外と引き継ぎを設計する。

通常の流れだけでなく、データが届かない、担当者が休む、入力を訂正するといった場面も考えます。困ったときの確認先や、やり直す方法が分かると、新しい仕組みを使い続けやすくなります。

運用手順を長い説明書にすることが目的ではありません。誰が、いつ、何を見て、問題があればどうするかを短く残します。担当者の頭の中にしかないルールを減らし、改善した内容を引き継げるようにします。

支援の成果を、画面の枚数で測らない。

見るべきなのは、確認に必要な手間、判断までの流れ、例外への対応、現場が自分たちで改善できる範囲です。成果を語るときは、開始前の状態と、どの条件で何を確認したかをそろえます。使ったツールの多さだけでは価値を示せません。

経営者の言葉を起点にしながら、現場で動くまで確かめる。オーシャンのFDE型支援は、このつながりを大切にしています。特定の製品や他社との提携を意味する名称として使っているわけではありません。

TALK WITH OCEAN

課題の整理から、実装まで。

まだ仕様や依頼内容がまとまっていなくても、まずは経営や現場で気になっていることからお聞かせください。

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